双子妊娠までの道のり③

こんにちは。前回は2回にわたって妊活からの悲しい経験をお伝えしましたが、ついに双子が登場します。

しかし、今日お伝えする内容は、正直書いていいものかと今も悩んでいます。もしかすると、気分を害する方がいらっしゃるかもしれませんが、私の経験をありのままに伝えることがこのブログの目的なので、書きたいと思います。途中で読むのをやめていただいても構いません。

次の治療で、一旦妊活を休憩しようかと思っていたところ、まさかの妊娠!しかも今回は期待がもてそう。はやる気持ちを抑えて、先生に内診してもらったところ・・・

「卵が3つあるね」

そう、多胎妊娠でした。妊娠できた喜びを飛び越えて、驚きの一言。まだまだ初期だったため、1週間後にまた見てもらうことに。

そして次の診察で、いつもより時間をかけて診察する先生が・・・

「1つの卵が一卵性の双子になってるね」

「えっ」と思わず声に出たことを覚えています。

つまり、一卵性の双子と二卵性の双子=4つ子を宿っていたのです。排卵誘発剤の影響で、卵が2つ排卵されることはあるのですが、一卵性は不妊治療とは関係なく、奇跡です。

「奇跡が起きてるね」と言っていた先生。しかし、すぐに現実的な話をされました。

「4つ子では、もしかすると全員ダメになってしまうかもしれない。そして何より母体に危険が及びます。赤ちゃんの数を減らすことをおすすめします。」

先生の説明で、初めて「減胎手術」というものがあることを知りました。たいていの場合、一人を確実に産むために行う手術です。(どのような手術かについては、また書きたいと思います。)

一人でこの話を聞いていたため、とりあえずこの日は帰宅して、旦那と話し合うことにしました。

帰り道、三つ子や四つ子について検索魔になっていたのは言うまでもありません。そして「減胎手術」を検索をしても、あまり有益な情報が出てこないことにも気が付きました。このことについてもいつか触れようと思いますが、この手術自体がグレーゾーンというか、法整備がされていない手術のようです。

旦那に話をすると、

「母体が危険になるなら、その手術を受けよう。」と即答でした。

母体の心配をしてもらえたのは嬉しい反面、それはつまり命の選択をするということ。手術を受けたほうがいいことは頭で分かってはいるものの、心が追い付かないような状況でした。

「ふたごブログ」という名前からも分かる通り、結果はお分かりかと思います。悩んだ末、減胎手術を受けることにしました。

この手術については、賛否両論あって当たり前かと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回は、減胎手術についてお伝えしようと思います。なかなか辛い記憶ですが、私の経験が誰かのためになればという思いで書きます。

誰かに届きますように。

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